パソコンすら初心者

面白、おかしく生きることが大切と思っています。

アメリカ人の彼は、ドラマの1シーンのように、指輪を差し出しました。

アメリカ人の彼は、ドラマの1シーンのように、指輪を差し出しました。

とても親しくしている、若い友人のエピソードです。
 友人は留学経験があり、その留学先で知り合った彼と、ほぼ留学が終わるくらいに交際を始めました。彼は友人のことが大好きで、どうしても彼女との交際を続けたいと考え、友人を追いかけて来日をしました。
 友人と彼は同棲を始め、彼は英語教師の仕事に就きました。来日後、半年くらい経過したところで、友人の誕生日の日に、レストランで二人で食事をしたあと、二人の住んでいる家の近くの公園で、突然のプロポーズを彼がしました。
 彼はアメリカ人ですので、まるでドラマの1シーンのように、突然膝まづき、友人に、パカッと指輪のケースをかけて、結婚してほしい、と、もちろん英語で話しました。友人は彼が来日することを決めた段階から、いずれは結婚をすることになるだろう、とは思っていましたが、彼が友人よりも5歳若いということもあって、もう少し先のことだろう、と思っていたので、本当にびっくり、でした。
 イエスの返事とともに、指輪を指にはめてもらったわけですが、まったくそういったつもりがなかったものですから、彼が友人の指のサイズを知っているわけがない、ということで、指輪はきつくて入らない、という状態で、笑えたそうです。
 彼はお金もあまりもっていないし、日本語もうまく話せないので、スーパーの中にある貴金属店で、かなり安いと思われるダイヤモンドの指輪を選んでいました。その際、彼の友人に対するイメージは、細くて華奢でしたので、指はもっと細いはず、といい、わざわざ細いサイズに直してもらったとのこと。そのお店に、後日、友人と彼が一緒に行き、再度サイズを直してもらいました。その際、当然、指輪の価格も友人は知るところになりましたが、友人いわく、値段は関係ない、と。まあ、そうですね。その指輪を大切そうに、私に見せてくれて、このエピソードを話してくれました。
 二人は、約1年後、めでたくゴールインになりました。渋谷の結婚式場で挙式をしたそうです。めでたしめでたし